コロナ禍の中、多くの業種・業態で厳しい状況が続いています。
会社の売上とは、商品やサービスを買っていただいて初めてお金が生まれます。
非常事態宣言のとき人々が外に出ませんので来店を売上の柱としている
業種・業態はダイレクトに影響を受けました。
そして、その状況から打開しようと様々な思考をめぐらせて、
経営者さんたちは考えます。
その思考の中にヒントの1つとして下記の式を思い浮かべて欲しいと思います。
●売上=顧客数 × 顧客単価 × 購入頻度(リピート)
つまり、売上を細分化して考えることです。
たとえば、社長が社員に対して「売上を2倍にしろ!」と声を掛けても、
今のこの状況では社員に頭の中に「?(はてなマーク)」しか出てこないかもしれません。
この式のように、
①顧客数をアップするにはどのようなアイデアがあるか?
②顧客単価をアップするにはどのようなアイデアがあるか?
③購入頻度(リピート)をアップするにはどのようなアイデアがあるか?
このアイデア出しの具体的な方法としては、
社員会議などで話し合う前に、まずは一人ひとりに付箋を渡して、
アイデアを書かせてからミーティングを始めることをします。
会議前の10分、15分、
あるいは会議前日に付箋を渡して、
会議当日までに最低●●個のアイデアを出すことを
条件にしてみると面白い結果が出ます。
付箋にすることで、普段、意見を言わない社員でも提案しやすいですし、
多くのアイデアを一気に集められるので、結論を出したときも、
社員の納得感があります。
このようなアイデア出しのファシリテーター役も
私の役目です。
ぜひ、トライしてみてください。